OOTP21 投手能力
OOTP21の投手能力について書いてきます。
こちらはとある日本人NPB左投手のOOTP21内(NPB基準)能力です。最後に選手名を掲載しますのでこの能力がどの選手のものか予想してみてください。
各能力指標は20~80のレンジで5刻みで表記されます。50がそのリーグの平均値です。レンジ表記を調整することも可能です。
まず基本3指標です。
Stuff:球質=三振奪取能力です。各球種の量・質と球速を勘案して総合的に計算されます。リリーフは先発より高くなるように設定されています。これは打者が先発に比べリリーフと対戦して慣れる機会が少ないための考慮です。
Movement:動くボール=ホームラン回避能力です。
Control:コントロール=四球回避能力です。
基本3指標は打者の左右によって異なる値を持ちます。良いスライダーを持つ左投手は左打者に強い傾向にあり、良いカットボールを持つ右投手は打者の左右を苦にしない傾向があります。
この投手はStuffとMovementはリーグ平均を下回りますが、Controlはかなり優秀です。左右の得手不得手はありません。
続いてその他の投手指標です。
GB/FB Tendency:GB(Ground ball pitcher=ゴロ打球が多い)かFB(Fly ball piitcher=フライ打球が多い)かの傾向です。GB傾向が高ければダブルプレーが多くなる、BABIPが低くなると言ったメリットがあります。カーブやシンカーを持つ投手はGB傾向が高くなります。GB/FB TendencyはMovement(=ホームラン回避能力)に影響を及ぼします。
Velocity:球速です。若い年齢で上がっていき、加齢やケガによって衰える傾向があります。球速が重要な球種(例えばFastball=ストレート)もあれば、ほぼ無関係な球種(例えばナックルボール)もあります。
Arm Slot:投球フォームです。over the top(オーバースロー)、normal 3/4(スリークォーター)、sidearm(サイドスロー)、submarine(アンダースロー)があります。下から投げるほど対左右で能力差が大きくなる傾向にあります。
Pithcer Type:投手としてのタイプです。Normal(普通)、Finesse Pitcher(制球重視タイプ)、Power Pitcher(力で抑えるタイプ)、Groundballer(打たせて取るタイプ)があります。
Suggested Role:能力から期待されるチームでの役割です。Starter(ローテーションの柱), Borderline Starter(裏ローテ), Emergency Starter(谷間先発), Bullpen pitcher(リリーフ) があります。
Stamina:スタミナです。先発は50以上の値を持つ事が期待されます。
Hold Runners:牽制やクイックによる盗塁阻止能力です。
この投手は、最速137kmのスリークォーターで制球重視タイプ。裏ローテレベルでスタミナは先発としては最低限、盗塁阻止力はやや高いと言ったところです。
最後に球種です。
Fastball, Changeup, Curveball, Slider, Sinker, Splitter, Cutter, Forkball, Circle Change, Screwball, Knuckle Curve, Knuckleballの12種類があります。先発であれば良質な3球種をレパートリーに持つ事が求められます。リリーフであれば2球種でも通用します。
この投手は良質なChangeup、Screwballを始めとした6球種の豊富な球種を持っています。
以上、OOTP21の投手能力の見方でした。
ではまた。(選手名は下に掲載しています。)
答えはヤクルトスワローズの石川雅規投手でした。